RTL-SDR(RaspberryPiサーバ ファイル転送ツール”Win SCP”セットアップとRTL-SDRのインストール)
<概要>
RTL-SDRのインストールでは、スクリプトファイルというインストール手順を記述したファイルを用意する必要があります。このファイルを作成するには、Linuxに用意されているエディタ(vi)で編集すればよいのですが、コマンドラインでの操作で、使い勝手があまりよくありません。そこで、PC(Windows)とRaspberryPiとの間でファイル転送やファイル作成を行うツール(WinSCP)をインストールして、このツールでファイル作成を行います。ファイル作成した後の、操作はTeraTermで行います。
<Win SCPのインストールと操作方法>
Win SCPを次のWebからダウンロードして、インストールを行ってください。http://winscp.net/eng/download.php
使い方は、検索で”Win SCP”で検索するといくつか出てきます。
http://www.netfdh.com/appea1v3winscp.html
<RTL-SDRのスクリプトファイルの用意>
WinSCPを起動させてRaspberryPiと接続設定して、“フォルダ”画面を出します。
以下、下図のように、コピー元Webからスクリプトファイルをコピーして、WinSCPのエディタ画面にペーストして保存します。
コピー元Webは、 Welcome to JA5FNX7x Place 2013/01/11記事にあります。
http://bun.dokidoki.ne.jp/xoops/modules/weblog/index.php?user_id=0&cat_id=12
<RTL-SDRのインストール>
RaspberryPiのフォルダにスクリプトファイルが保存されたことを確認したら、TeraTermで、このスクリプトファイルを実行します。<RTL-SDRの動作確認>
全ての動作が終わったことを確認したら、動作確認をします。Tera Termの画面でRaspberryPiのコマンドプロンプトが出ていることを確認して”sudo rtl_test”と入力してenterを押します。そうするとドングルの情報が出力されます。
“rtl_test”のコマンドから抜けるには、ctrl + c の同時押しをすれば戻ります。
ここまでの動作が出来れば、RTL-SDRのインストールは正常に行われたことがわかります。
RTL-SDRを実行するには、”sudo rtl_tcp –a 0.0.0.0” と入力してenterキーを押します。
受信はPC側から”SDR Sharp” を起動させてRaspberryPiからのRTL-SDRデータを受信します。
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