2013年4月7日日曜日

RTL-SDR (SDR#のインストールとFM放送波の受信確認)

RTL-SDR (SDR#のインストールとFM放送波の受信確認)


<概要>

SDRツールのSDR#をインストールして、FM放送波を受信してみます。

<使用機材>


OS:WIndowsXP home Edition SP3
1セグチューナドングル:DVB-T+DAB+FM




<SDR#のインストール>

SDR#のWebから、インストールファイルをダウンロードします。
http://sdrsharp.com/index.php/downloads


補足:
ドライバや、SDR#のインストールに関する解説Web 
http://www.rtlsdr.org/softwarewindows


SDR#のWebから、”Downloads”ボタンを押して、ページを移動します。
移動したページの”Important note for RTL-SDR users”の項目にある、”sdr-install.zip”をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを解凍してできる”install.bat”を起動します。そうすると、”sdrsharp”フォルダが作成され、その中に、必要なファイルが設定されます。この時、自動で、ファイルのダウンロードが行われるので、インターネットへの接続ができる環境が必要になります。





インストールで出来た”sdrsharp”フォルダが、日本語を使ったフォルダ名の下にあると、実行時に不具合を起こす可能性がるので、”C:\”に移動させておきます。(C:\sdrsharp となる)




<1セグチューナドングルのドライバインストール>

1セグチューナドングルをUSBに接続します。そうすると“新しいハードウエアの検出ウイザード”が開くので、“キャンセル”して閉じます。”DVB-T+DAB+FM”のドングルは、この画面が2回出るので、すべてキャンセルで閉じます。
補足:
この画面が出たままでは、この後のSDR用ドライバのインストールが出来ないので注意してください。




“sdrsharp”フォルダ内にある”zadig.exe”を起動します。
Deviceの
 “Bulk-In,Interface(Interface0)”
 “Bulk-In,Interface(Interface1)”
の2つのデバイスに対して、
Traget: WinUSB(v6.1.7600.16385)
になっていることを確認して”Install Driver”ボタンを押してインストールします。





ドライバインストール前後のデバイスマネージャの内容は次のようになります。



<SDR#の起動・動作確認>

今回使用した、1セグチューナドングル(DVB-T+DAB+FM)の受信可能範囲は、24 – 1766[MHz]になります。動作確認では、放送波を受信するのが良いでしょう。この範囲の放送波になるFM放送の82.5[MHz]を受信してみます。

“sdrsharp”フォルダ内にある”SDRSharp.exe”を起動します。
起動した窓の右上で、”RTL-SDR / USB”を選択します。
“Cofigure”ボタンを押して新たに表示される窓で、”RF Gain”を右側に移動さておきます。(とりあえずは適当な値にして、受信して調整していきます)






受信周波数の設定:
左上にある数字、の各桁の上部を左クリックすると+1、下部を左クリックすると-1
ここでは、”82.500.000”と設定します。
受信形式の設定:
左側にある”Radio”の中にある”WFM”を選択します。

この後、”Play”ボタンを押して受信を開始します。
パソコンからの音声の大きさは、”Audio”の中にある、”AF Gain”を調整します。









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